>>836
私もライヴワイヤーみたいな曲のストックあるのよ。
ヴィンスには勝てないと思ってしまってあるけど、アンタがモトリーで勝負してくるなら出すわ。

A→B→サビは現代ポップスの絶対的基本だからね。この研究に2年〜3年かけてもいい。
ドラム、ベース、ギター、ボーカル。
全てを熟知しないとぐっと来ない。
一番問題なのは「いつ、誰のパートを下げるのか」なの。
ドラムをあげたらボーカルの音量は「相対的に」小さくなる。ボーカルの音量をあげたら、ドラムの音が小さくなる。
ところがCDを聴くと「全員が何も考えずにかっ飛ばしてるようにしか聴こえない」でしょ。
でも、どこかで「何かを減らして」「誰かに主役を譲ってる」のよ。その駆け引きを覚えないといけない。
ミックスじゃないの。アレンジレベルでそれをやってるの。
一番わかりやすいのは「サビが高音でシャウトして、裏側でギターがメインリフを引く」
わかる?ボーカルが「高音域」に逃げて、ギターに「中音域」を譲ってるの。
だからメインリフが聴こえるの。ボーカルのハイトーンシャウトは「シンバル」と重なる設計なの。
このワザを使いたいからヘビーメタルではハイトーンボーカルが求められたの。
全てが詰め将棋のように理路整然としてるの。でも本には一切書いてない。「一切書いてない」
バーンにも和声の本にも一切書いてない。そんなシンプルなことが。
でも聴く人間が聴けば一瞬でわかるの。「ああ、理にかなってるな」って。
>>829みたいな鈍臭いネズミの「言葉」にダマされるな。正座してCDを聴け。
本を1時間読んでも意味がないの。音を1時間聴かなきゃ。真剣に聴くのよ。感覚でわかった気になっちゃダメ。
仮説を立て、録音して、ひとつずつ確かめるの。それが実力。直感やセンスとは違う部分の力。