2022年10月12日 18時07分

 【ワシントン=吉田通夫】バイデン米大統領は11日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が核兵器の使用を決断する可能性について「そうするとは思わない」と否定的な見解を示した。
具体的な根拠は示さなかった。プーチン氏が使用の可能性に言及したことについては「無責任だ」と批判した。米CNNテレビのインタビューで語った。
 バイデン氏は、いったん核兵器が使用されれば「間違いや誤算が生じ、何が起きるか分からず、ハルマゲドン(世界最終戦争)になるかもしれない」と警告。
実際に核兵器が使われた場合の米国の対応については「立ち入るつもりはない」と明言を避けた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/207788