「換気扇の音うるさい」隣家に侵入、扉にボーガン突き刺す 29歳の男再逮捕
2021/11/18 16:04

 集合住宅の隣家に侵入し、ボーガンを差し向けたとして兵庫県警伊丹署は18日、住居侵入と暴力行為法違反の疑いで、
伊丹市内の無職の男(29)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は10月23日午前0時半ごろ、集合住宅の隣の男性(37)宅に無断で侵入し、
風呂場の扉に矢の付いたボーガンを突き刺した疑い。
「酒に酔っていてあまり覚えていないが、男性ともみ合いになったのは間違いない」と容疑を認めている。

 同署によると、隣人の男性は入浴中で、玄関の扉は無施錠だった。
男は「換気扇の音がうるさい」と腹を立てて部屋に侵入し、風呂場から出てきた男性ともみ合いになったという。

 その後、警察官約30人が駆け付けると、
いったん自宅に戻って持ち出した刃渡り42・9センチの洋刀を通路で振り回し、
取り押さえようとした同署員に軽傷を負わせたとして公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。
男性にけがはなかった。

 ボーガンは昨年12月から県への届け出を義務付ける県条例が施行されているが、男は届け出をしていなかったという。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202111/sp/0014851325.shtml