0001◆WdFZVHMr7RkG 武者小路バヌアツ ★
2020/06/10(水) 14:04:51.4292020/6/8 9:00
新型コロナウイルスで困っている人たちの力になろうと、県立宇佐産業科学高校（大分県宇佐市）の生徒たちが、飛沫（ひまつ）感染を防ぐフェースシールドと布マスクを作っている。
試行錯誤を重ねた品の一部は5月末、市医師会などへ贈られた。
フェースシールド製作には、電子機械科の生徒が所属する工業クラブ（13人）が取り組む。パソコンソフトを使って設計し、工業系高校では全国でも珍しいという高性能3Dプリンターでフレーム部分を作る。
生徒たちは5月21日、市内の宇佐高田医師会病院を訪れ、試作フレームの感想を聞いた。看護師らから「もう少し薄く軽く」「女性スタッフが多いので色はピンクなどで」などの注文をもらった。
作り直したのはピンク色などの軽いフレーム。素材は高性能プラスチックで煮沸消毒ができる。飛沫を防ぐシールド部分には、書類を入れる袋状のクリアポケットを開いて使う。市医師会と宇佐支援学校で使ってもらうため80個を製作中だ。
医療用防護具の不足は市内でも深刻だ。同病院は一般患者の治療には、フェースシールドの代わりにポリ袋などを使っているという。感染管理認定看護師の是永香織さん（38）は、「一般の開業医の先生たちはもっと困っていると聞いた。配布されると喜ぶと思います」。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASN676R86N5VTPJB00C.html?iref=sp_liftop_feature2_list_n
