2018年8月3日 20時48分熱中症
3日午後、長崎県波佐見町で、駐車場に止めていた車の中で1歳の女の子がぐったりしているのが見つかり、
その後死亡が確認されました。警察は、家族の話などから熱中症で死亡した可能性があるとみて死因や当時の状況を調べています。
3日午後2時半すぎ、長崎県波佐見町中尾郷で「子どもがぐったりしていて車の中で息をしていない」と、家族から消防に通報がありました。

救急隊が駆けつけ、1歳の女の子が病院に搬送されましたが、意識や呼吸がなく、およそ1時間後に死亡が確認されました。

警察の調べによりますと、女の子の家族は3日午前中に外出先から自宅に戻りましたが、近くの駐車場に止めた車の中に女の子を残したまま、車から離れていたということです。

午後2時半すぎに消防に通報してきた家族は「熱中症のような症状だ」などと話していたということです。

警察は、家族の話などから熱中症で死亡した可能性があると見て、死因や当時の状況を詳しく調べています。

長崎県内は、3日も厳しい暑さとなり、波佐見町から20キロほど離れた佐世保市の最高気温は、午後2時5分に35度2分に達していて、長崎地方気象台は高温注意情報を出して熱中症に十分注意するよう呼びかけていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180803/k10011562761000.html