名古屋市中川区で、小学生の男の子の頭をハンマーで殴り、傷害の罪に問われている男の初公判が開かれ、検察側は、懲役2年を求刑しました。

 名古屋市中川区の、無職 水谷嘉治被告(60)は、ことし4月、「うるさいんだよ、お前ら」などと言って、中川区のアパートの1室に押し入り、小学5年生の男の子の後頭部を、ハンマーで殴ってけがをさせた、傷害の罪に問われています。

 20日の初公判で、水谷被告は、「申し訳ないことをした」と、起訴内容を認めました。

 検察側は、「無抵抗の被害者の後頭部を殴る、危険で悪質な犯行」と指摘し、懲役2年を求刑。
 弁護側は、「罪を認め反省し、けがの程度も重くない」と主張し、罰金刑を求めました。

 判決は、7月11日に言い渡されます。

http://hicbc.com/news/detail.asp?id=000471DE