2018.5.9 18:33
(写真)
切り取られた桜の木=3月29日午後、大阪府東大阪市の加納北公園



 大阪府東大阪市の加納北公園で今年3月に桜の木の幹や枝が切り取られているのが見つかった問題で、市は9日、委託業者が切断していたと発表した。市は府警に器物損壊容疑の被害届を提出していた。

 市によると、業者は1月末から約2週間、桜以外の樹木を剪定する際に、市への事前連絡や防腐処理をしないで桜の木10本の幹や枝計約30カ所を切り取った。
当初は市の聞き取りに虚偽の報告をしていたが、4月24日に認めた。業者は「枯れていて危ないと思った。指示以外のことなので報告しなかった」と話しているという。

 市は今月9日付で業者を3カ月の入札参加停止とし、今後、損害賠償と始末書の提出を求める。

http://www.sankei.com/west/news/180509/wst1805090074-n1.html