http://www.yomiuri.co.jp/national/20180503-OYT1T50093.html

 3日午後7時5分頃、山梨県山梨市正徳寺のJR中央線山梨市―春日居町駅間の踏切で、電動車いすに乗った高齢女性が、新宿発松本行き特急あずさにはねられて死亡した。

 事故直前、女性が電車に向かって手を振る姿を運転士が目撃しており、日下部署は、車いすが何らかの原因で踏切内で立ち往生したとみて調べる一方、女性の身元確認を進めている。

 発表によると、女性は1人で踏切を横断していたとみられ、運転士は「女性が手を振って合図を送っているのが見え、ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。

 JR東日本八王子支社によると、現場の踏切は幅1・8メートル、長さ9・9メートル。遮断機と警報機は正常に作動していたという。