2018年02月27日 17時00分 公開
これぞ「はんだ誤手」 なぜか世界的に広まっている間違った“はんだごて”の持ち方にネット民から総ツッコミ
なぜかヒーター部分を握るドヤ顔がたくさんヒットする事態に……。
[Kikka,ねとらぼ]

 「はんだごて 持ち方」で検索すると、誤った使用方法の画像が多数ヒットする――という事象が話題になっています。そこは持っちゃだめだ……。

 きっかけは複数のフリー素材サイトが載せていた「はんだごてを使用しているイメージ」の画像。はんだ付けをしているモデルの手元を見てみると、はんだごての先端に近い金属の部分を握っているのが分かります。

 しかし、この使い方は明らかな誤用。本来はんだ付けとは、鉛とスズを主成分とした合金“はんだ”をはんだごてで熱することにより、金属を接合する作業のこと。
はんだごての先端はヒーターによって熱されるため、触れるとやけどをしてしまいます。

 中には「間違ったはんだごての持ち方」としてあえて画像を紹介しているサイトもありますが、2月下旬ごろからじわじわとこうした画像が話題になり、
ネットでは「熱い熱い熱い熱い(笑)」「金属部分は熱くて触れません」「はんだ誤手」「やけどしつつも仕事を全うする人間の鏡」などツッコミが殺到。
中には「間違ってここを触ってやけどしたことがあります」という意見もありました。

 一部のフリー素材サイトではこうしたツッコミを受けてか、画像を削除しているものもありますが、この誤りは世界的に広がっているようで、
現在Googleで「はんだごて 持ち方」を検索すると、依然アツアツのヒーターを握って作業する世界各国のモデルの画像を見ることができます。

 言うまでもなく、このような使い方は絶対に危険。はんだごてに限らず、工具などを使用する際には説明書をよく読み、正しい使い方を心掛けましょう。

(Kikka)

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/27/news118.html
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