2018年01月29日 13時04分
笑顔で初優勝を振り返る栃ノ心(29日午前、東京都墨田区で)=松本拓也撮影
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 大相撲初場所で、ジョージア出身力士として初優勝を遂げた幕内栃ノ心関(30)(春日野部屋)が千秋楽から一夜明けた29日、
東京都墨田区の春日野部屋で記者会見し、「こんなに千秋楽が終わって気持ちいいのは初めて」と満面の笑みを浮かべた。

 2012年夏場所の旭天鵬(現友綱親方)以来、6年ぶりの平幕優勝。優勝を意識したのは10日目くらいだったといい、「そこから少しずつ緊張があった。
自分の中で気持ちを抑えていた」と振り返った。それでも12日目に単独トップに立つと、14勝1敗で賜杯を手にした。印象に残る一番には、
優勝を決めた14日目の松鳳山戦を挙げ、「すごくうれしかった。二度と忘れないという感じ」と喜びを語った。

 今後の目標を問われると、「来週から稽古が始まる。来場所も勝てるように頑張りたい」と気持ちを新たにした。

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