http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171019-00010001-chibatelev-l12

 トラックなどの燃料に「軽油引取税」が課税されない「灯油」や「重油」を混ぜた「不正軽油」の使用を一掃しようと県が18日、抜き打ちの調査を行いました。
この調査は、不正軽油による脱税を防ごうと千葉県が行いました。

 袖ケ浦市長浦の国道では、県の職員らが燃料に軽油を使用するトラックやダンプカーなどのドライバーに協力を呼びかけ、燃料を500ミリリットル抜き取ったほか、その購入時期や場所などをドライバーから聞き取っていました。
今後の検査で、抜き取った軽油が「不正軽油」と断定された場合は追跡調査を行い課税するということです。
ディーゼル車の燃料となる軽油には1リットルあたり32.1円の「軽油引取税」が賦課されていて、県税収入の約6%を占めています。

 去年、千葉県内では不正軽油の使用は確認されませんでしたが、県は、「不正軽油の使用は脱税行為であり見逃さない」と話しています。


灯油や重油を混ぜた”不正軽油”使用の一掃を 抜き打ち検査を実施/千葉
千葉テレビ:2017/10/19(木) 10:45配信