2017.5.4 01:00
【単刀直言】
自民党・三原じゅん子参院議員 「少子化対策がなぜ保育だけなの?」「無条件の味方がいることが何よりありがたい。家族ってそういうもんですよね」


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参議院議員の三原じゅん子氏(三尾郁恵撮影)
http://www.sankei.com/premium/news/170430/prm1704300032-n1.html?view=pc

 少子化対策というと、どうしてすぐに保育に結びついてしまうのでしょうか。不思議でたまりません。こんなことを言うと古くさいと思われるかもしれないけど、私たちが子供の頃、「将来何になりたい?」と聞かれたら大抵は「花嫁さん」と答えたでしょ。

 でも今は男女とも結婚願望がない。結婚したい人が減っている現状を何とかせず、どうして子供が増えるんですか。政府は待機児童解消に4兆円をつぎ込んでいますが、結婚に関する予算はたった40億円。予算配分を間違えていると思いますよ。

 それに「婚活」という言葉がとても軽く受けとめられているでしょ。社会の根幹を構成する最小単位は家族なんですよ。その家族が減っていけば、労働力は失われ、財源も減っていく。国力低下に直結する非常に重大な問題なんです。

 結婚への関心が薄くなった原因は地域コミュニティーの減少だと思います。昔はあちこちにお見合い写真を持ち歩く「お節介(せっかい)おばちゃん」がいたじゃないですか。地域が、人と人を、家族と家族をつないでいたんですよ。

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