長野県警伊那署は4日、韓国籍で住所、職業不詳の男(42)を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。

 発表によると男は、箕輪町のコンビニ店駐車場で、軽ワゴン車をパトカーに故意に衝突させ、車を制止
しようとした警察官の職務を妨害した疑い。調べに対し、男は黙秘している。

 男は中央自動車道下り線の伊那市東春近付近で逮捕されるまで、車線変更を繰り返すなど危険な運転を
繰り返し、ガードレールやパトカーに衝突しながら逃走を続けた。このため、同道下り線の伊那―駒ヶ根
インターチェンジ(IC)間が約1時間半、駒ヶ根―松川IC間が15分、それぞれ通行止めになった。

 同署と県警高速隊などによると、同日午前4時頃、中央道原パーキングエリアに不審な男がいると110番が
あり、駆けつけた高速隊員が男に職務質問していたところ、男は車で逃走。伊北ICで国道に下り、午前8時頃
にコンビニ店でパトカーに衝突させると、再び同ICから同道下り線を走行していた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170104-OYT1T50091.html
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170104/20170104-OYT1I50031-L.jpg
容疑者が運転していた軽ワゴン車にはブルーシートがかけられた(伊那署で)