【上方】近畿方言綜合23【関西】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
このスレでは近畿二府四県で話される方言を主たる対象とします。
次スレは>>980が立ててください。
前スレ
【上方】近畿方言綜合22【関西】
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/dialect/1540816019/
関連スレやテンプレなどは>>2以降で そら「丹波地方」で言うなら篠山はそうやし、京都なら亀岡なんかはめっちゃ南部で普通に京阪式やし、南丹市や京丹波はよっぽど北部とかは分からんが大概が京阪式やろし
ただ兵庫県丹波市は垂井式。青垣町は結構奥だから当然として氷上町の人も京阪神に降りてきてもやはり垂井訛りが残る 亀岡なんか京都市の南半分の北緯に位置してるわけやし
京都だと言ってて確かに京阪式だがどこか阪神間北部のような雰囲気のしゃべりの場合は
南丹市や京丹波町あたりの人間なはず そもそもこの問題は、「丹波」という呼称をあちこちの地域で使いまわすせいで、
「丹波は何々方言だ」という断定的なことが言えなくなっている、というだけのこと。
なので、せめてここのスレに限るだけでも「丹波」を地域的に決定しておけば混乱することはない。 方言は旧国ごとの違いが大きい
だから丹波とは丹波国を指す
その中で区切るなら南丹、中丹、北丹となろう >>538-540
南丹や口丹と言うと兵庫の丹波地方は含まないし、南丹市というのもあり、丹波市というのもありしかも篠山市が丹波篠山市に市名変更したから丹波は結局はややこしい
https://marugoto-daitamba.jp/wp-content/uploads/2019/06/map12.png
この地図で言ったら兵庫の丹波篠山市(去年までは篠山市)が丹波市と接する左下あたりから南丹市まで右上にかけて斜め40〜45度くらいに線を引けば一応京阪式のラインは作れるんじゃないかと思うけど いい地図だな。その地図で言えば丹波市福知山市を丹波としたいとこだな。 別に同じ旧国内で複数のアクセントが使われてることなど珍しくない(愛媛の伊予なんか
アクセント銀座だ)から、アクセントありきで旧国名の範囲を決めるのは無茶だ。 奥丹は垂井式という認識で概ね良いだろう。口丹は京阪式。 吹田出身の吉野博士は東京暮らしが長いせいか東京アクセントと京阪アクセントがごっちゃだな
奥さんと娘さんは普通に東京アクセント 本庶さんのほうが東京式で喋りながらも関西っぽい語り口を感じたな
彼は富山県生まれだから北陸風だったのかも 京都府では、丹波と丹後を足して三つで割る地方区分を行いますので
丹後の舞鶴市、旧大江町(現福知山市)、
丹波の福知山市、綾部市
を合わせて「中丹」といいます。
舞鶴、綾部、福知山の3つの地方振興局が統合されて
中丹広域振興局(舞鶴市所在)となりました。
教育行政では同じ領域を綾部市所在の中丹教育局が管轄しています。
丹波の中では北端になる福知山市と綾部市が
「中丹」なのですから、京都府行政では、
「北丹波」という概念は用いられていないというわけです。
これは、令制国の丹波の国から713年に分国する際
本来の丹波である丹波郡(のちの中郡、今の京丹後市峰山町と大宮町)
を含む側が、新しい国名をつける奈良時代の慣習のため
「丹後」と名付けられたという歴史的裏付けがあるためか
と思われます。 テレビで見たけど宮津の農家のおばあちゃん、関西弁アクセントではなかった 丹後出身の太川陽介や二谷英明など
京都出身と言っても関西弁を話す
イメージが微塵もない そらせや丹後や
丹波くらいならまだ合わせてくるけど丹後人は全く違う東京式の方言だから下手にエセ京都弁を使おうなどとは考えないんだろう
どうせ習得出来ないし帰属意識もない難しい京都の言葉を話そうなどとは思わないはずだ あと野球のノムさんも丹後出身で、大阪暮らしが長かったが
昔から常に東京アクセント 東京式アクセントで少し西日本語尾を出す程度よのう。
サッチーが関東人(福島生まれ、東京育ち)だし
丹後人だから東京弁にも慣れやすい 北近畿は鳥取から続く中国(山陰)方言だしけぇ。
ただし丹後はアスペクトが無いらしいのでその点は中国方言っぽくなく、東海っぽさが増す。 うんそうだよ
京都府に入ると垂井式や東京式の地域でもアスペクトとかは既に無い(衰退、絶滅済み?)みたいだ ノムさんもどこか名古屋寄りの岐阜人のような喋り方があった
アスペクトは京都府内の中丹に多く残っている 福知山は兵庫県に少し食い込んでるからありそうだけど、その他もあるの?
何かあるみたいな文献はあるけど今では使われてないようなことがあるような
北端の丹後に無いってのが意外だったし 岐阜にあるとは聞いてるけど、あんまりはっきりしてないな
滋賀も湖北にあるんか?どっちにしてもすっかり衰退してそうだが 出生率が少なく、早くに仕事で移り住み、不使用になる。
地元に戻れば再生される。なので統計をとると女性が多い。 野村は垂井式だよ。東京暮らしで垂井式も弱まったんだ。 「飢餓海峡」という映画で、最後の方は舞鶴が舞台
三国連太郎が、舞鶴は京都府か、それじゃ俺が器用に関西弁をしゃべってやろうと、分かりやすい典型関西弁をしゃべっていたのにはガックリきたものだ そういう問題を取り上げてるんではない
それが正確だったら良いという問題ではない 舞鶴人のギャル曽根の生い立ちを再現するVTRで、普通の関西弁で再現されててアホかと思ったな
無理して関西弁っぽくしてるのが変だったな
そんなのやるくらいなら東京式でしゃべってちょっと関西風程度にした方が聞き苦しくなくていいのにな
野村監督の再現にしてもそういうのは過去に何度もあっただろうな。
一度だけ丹後的語彙を取り入れてるのも見たことある気がするけど >>572
別にあんたの取り上げてる田舎方言の再現性という論点には興味ないから
それとはまったく別の話題として訊いたまでだよ 新宮とか尾鷲って東京式に近い京阪式になってるけど
出身者や地元民の言葉を聞く機会がない
作家の中上健二とか相撲の久島海とかが出身だが
どんな話し方だったか記憶にない 福井県美方郡美浜町はアクセント
マップでは京阪式になっているが
出身者の元阪神の川藤幸三や、元
伏見工業ラグビー部監督の山口良治
は東京アクセントだったな 川藤はほんまに長らくの謎。
阪神暮らしが長いし語彙は関西弁使ってもアクセントはほぼ東京式訛りの関西弁だから不思議だったが
他の出身者も同じ感じなら、やっぱりみんなあんな感じなのかな?
だとすると小浜市が完全な京阪式ってのも謎だ
福井県若狭西端の高浜町は中丹〜舞鶴から続く垂井式で、小浜市あたりはまた完全な京阪式があってということに
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/54/Japan_pitch_accent_map.png
この新しい分布図にもなってるけど、実態は嶺南方言も殆ど垂井式や東京式に近い垂井式なんじゃないかな?
実際この地図では、美浜町でも敦賀市と合わさって出っ張ったところは純粋な京阪式ではないオレンジ色になってるし
これよりもう少し狭く見積もったら若狭町あたりは完全な京阪式が残ってるかも?って感じ。
小浜市は聞いたことあるがやはり完全な京阪式には届かず垂井訛りだった とは言え、このアクセント地図だと京阪式系は赤とオレンジの2つで讃岐式とか無視して赤色の京阪式になってるなぁ 小浜は西側からの垂井式が少し混じっている京阪式。
美浜町は京阪式。
実際は三重県南部も京阪式に塗るべきでないところもある。
四国の塗り分けは色使いのおかしさからか表現性に課題がある。 愛知県以西を京阪式に塗っているが、三重県の四日市以北までは京阪式とは言えない。
三重県は大きく三つに色分けされるべき方言圏だ。 鳥羽出身の渡瀬マキは関西弁ではない
クセのある話し方だった
鳥羽一郎や山川豊も関西弁を話す
イメージが全くない 東海の伊勢湾に注ぐ木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)があるんやけど
このうちのもっとも西に位置する揖斐川が京阪アクセントと東京アクセント境目やぞ
木曽川、長良川の間に長島町(現:桑名市長島町、合併前:桑名郡長島町)ってとこがあってそこには高校がなかったんさ
ほんで長島町の子らは木曽川を越えて愛知の高校に行くか、揖斐川を越えて桑名〜四日市の高校に通うことになるんよ
で桑名〜四日市の高校にいった長島の子らはアクセントの違いにカルチャーショック覚えるわけ
長島の子らは長島をLHLLアクセントやけど、桑名〜四日市の子らはHLLLなんさ
名詞アクセントあげると
長島:風がLHH 桑名四日市:風がHHH
長島:川がLHL 桑名四日市:川がHLL
長島:空がHLL 桑名四日市:空がLLH
三重があんたの毛嫌いしとる似非関西弁地域やからって適当なこと書かんといてくれやん? 渡瀬マキがデビュー直後、関西テレビの生番組にゲストで出ていたのを見たが
大阪人の大阪弁とは異質な言葉だった
もちろん東京アクセントの共通語でもない >>590
それを言っている。京阪アクセントでいい。
逆にいえば、他のアクセント属性ではまったく無い。 滋賀の湖北で垂井式になるのに岐阜の一部に垂井に混じって赤色の京阪式もあるのは何でなんやろ 事実、岐阜県西端は京阪式だった。
現在でもそうだが人口が少ない。
おそらく労働力が名古屋経済圏に流れたと見られる。 いろいろな言語が経済活動の行く末に預けられる。
しかし、そうしたモデルも今後は変容してくるだろう。 今後、日本語が分化する時代はやってくるのだろうか。 若狭町東部出身の先輩は、今出世して教授だけど
垂井式でしたよ。 亀山出身の元同級生も、伊勢市山田出身の後輩も
京都の京阪式でも大阪の京阪式でもないアクセントだった。
舞鶴や長浜の垂井式とも違う、混在したようなアクセント体系だった。
動詞が垂井式だったのかなあ、「海」とかの名詞もかなあ
そう言えば志摩市出身の西岡恭蔵も京阪式とは違った記憶がある。 >>589
詳細なグロットグラム作成したら論文書けると思いますよ。お願いします。 >>598
なるほど情報サンクス。
ならもう若狭町の中部や西部など一部が京阪式なのか、実際のところは福井県嶺南はやはり全て中丹波から続く垂井式っぽいな。
いくつものアクセントマップで京阪式になってる情報は謎。
福井嶺南に関しては何々方言で分けてる地図のアクセントマップよりも但馬丹後は近畿方言から除外で丹波から福井嶺南、滋賀湖北を北近畿方言として方言区画で分けてるこのマップの
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Kinki_hougen.png
の水色の方が実際のアクセント区画にも近いような気すらするわ。
そういや昨日さんま御殿で京都人特集やってたけどここにもギャル曽根出てて、ギャル曽根は舞鶴で地図でそれぞれの出身場所が出されて関東人から「ほとんど福井じゃん」と言われてたw
舞鶴は一応方言的には丹波弁で区域としては丹後地域に属するんだよな
他は2人除いて京都市じゃないからなんやかんやいいながらも全員京阪式圏内だったが、もちろんギャル曽根だけは普通に東京式共通語でしゃべってた 訂正>>601
福井嶺南に関してはアクセントマップよりも但馬丹後は近畿方言から除外で丹波から福井嶺南、滋賀湖北を北近畿方言として方言区画で分けてるこのマップの方が近い気がする
福井に一般的に思い浮かべる完璧な京阪式などやっぱり無さそう。
四国土佐とかは普通に古めの京阪式だと感じるが。 断定の助動詞について質問です。
東日本での、であるdearu→であdea→だda、という流れは理解できるんですが、西日本の、である
→であ→ぢゃ、という流れがよく分かりません。
どのようにして「であ」から「ぢゃ」に変化したのでしょうか? 普通によく分かるけどなぁ
口蓋化っての知らない?
でぁ→でゃ→でぃゃ?→ぢゃ
dea→dya ぢは音のダ行なわけで普通に想像付くよ dと発音するときには舌先が口蓋に接する
日本語のジは舌が口蓋に接するので本当はヂだな
シをそのまま有声化してジとするのならば本来は舌が口蓋に接してはいけない
英語でもversionと言うときsのところで舌は口蓋に接しない
英語でpigeonというときはgのところは口蓋に接する おそらく、存在動詞アルの方言に見られるようにアルはヤル化し、
デアルはデャルとなり、次第にヂャに移ったのだろう。 >>605
完全に間違った説明だな
どこで聞きかじった知識なんだか・・・ >dと発音するときには舌先が口蓋に接する
間違い。[d]は有声歯茎破裂音なので硬口蓋に舌先は接さない。
>日本語のジは舌が口蓋に接するので本当はヂだな
<ジ>と<ヂ>で何を表したいのかは不明だが、
[dʑ]と[ʑ]の違いを表したいのなら両者の差は調音方法であって調音点ではない。
また偶然にも[ʑ]は歯茎硬口蓋歯擦音であるが、おそらく>>605の知識レベルではそれを理解していない。
>シをそのまま有声化してジとするのならば本来は舌が口蓋に接してはいけない
何を主張したいのか不明。
>英語でもversionと言うときsのところで舌は口蓋に接しない
正しい記述だが、上記の流れから論証として不適切。
>英語でpigeonというときはgのところは口蓋に接する
間違い。そもそもpigeonの<g>は[dʒ]であり、硬口蓋調音ではない。 横入り失礼
>>603
「だ」は「たり」から来たとおもいこんでました。
「である」は明治時代にできたのかと…
>>609
[z][ʑ][ʒ]の違いがよくわかってませんでした。 たりは完了などをあらわすので現代語だと「-た」になるだろうか。
江戸時代後期からと思われる。
であるは発生は古いもので鎌倉時代、室町には定着していたらしい。
明治期に意図的に再利用したことからか、新しいものに思えるのだろう。 この動画の5:36で名古屋弁を喋る「悪魔博士」こと南利明が
「ここは、どこであ?」と言っている。今の名古屋はみな「だ」だろうが
戦前に名古屋で育った南の世代にはまだ古の方言の名残が残っていた事が
分かる。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm17570907 名古屋弁で「おみゃー早よ飲みゃー」などと言うように「どこだ」が「どこでゃー」になったような気がしないでもないようでも‥‥ >>616
他のシーンでは「どうするつもりだスージー?」と明瞭な発音で「だ」と言ってるから
それはないだろう 退学(てゃーがく)、教わることなんかあるけゃー、‥みゃーみゃー言葉全開のキャラだしな >>619
そんなこと言ったら普通に「だ」「じゃ」「や」でもおかしいことになるが…
言葉は由来する元の形の意味のみに留まるわけじゃないし。(ここは)どこだ=どこじゃ?=どこや?=どこである({の}か)?で、別におかしくないし。今、語源の形で言ったら不自然ってだけのこと。
まぁ名古屋だと疑問の「や?」もあるけどその場合そっちの方が文脈的に合わない。 これ見ると愛知の最西端は「じゃ」+「だ」で岐阜は「じゃ」+「や」だけど
近畿の大部分は「や」になってる。面白い。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/File:Ja_da_ya.png >>621
>今、語源の形で言ったら不自然
そう、その通り不自然
アニメのセリフに使えない
ぢゃ、やの語源はである→でぁということは言われていることで否定する気はないが、このアニメのセリフに関しては無関係だと思う 関ケ原から西はアホを使うが
東はタワケを使う
関ケ原は言葉の重要な分かれ目 近畿が‘じゃ’でないわけではない。
‘や’は‘じゃ’の略式であるので、西日本全てが‘じゃ’圏であり、
それらの地方どこも総じて‘や’になりうる。 現代京阪人にとって「じゃ」は「や」の強調形だな
粗野な突っ込みで用いる 少なくとも江戸時代以前を描いた作品なら京阪式で「じゃ」を常用するようにするのが正しいんだよなぁ
「そじゃさかい」等と言っていたはずぢゃな。
近畿人として、西日本人の「けん」は違和感あるな
近畿人は「さかい」を捨てて「〜やから」の形に移行してるのに西日本の多くは「やけん」
「じゃ」が「や」に移行しても「けん」はそのまま残る様子が違和感があるのかな。
逆に「〜けん」とか根強く使われるから逆に若い言葉のようなイメージにもなって、年寄りが同じく「〜けん」と言ってるのを見てなんとも言えぬ違和感を感じる。近畿なら年寄りは「さかい」なのに
自分が近畿人で、近畿以西の西日本ネイティブじゃないからそう感じるんだと言ったらそれまでかもしれんが つまり、話者の意識において「どこである」とは言っていないので、全くおかしくない。
現代の「どこじゃ」も「どこだ」も話者本人はデアルと意識していない。
もし意識していたら、私が被験者なら「どこじゃるか?」あたりにでもなっているだろう。
しかし、現代ではすっかりジャになっているので皆のよく知る「どこじゃ?」となる。
ちなみにこのサンプルの「でゃ」は中部地方風の表現として言っているのだろう。 そういえば、昨今の関東の若者らには「だ」を避けたい思いがあるそうだ。 つっこみを始めエモーショナルな一言セリフに関西の表現を用いたがる傾向はあるな >>628
皆、お仲間やさかいに
ケニ → ケェ → ケン
→ キニ → キィ
→ サケニ → サケェ → サカイ
→ スケ 捕捉するなら以下としようか。
ケニ → ス(格助詞)・ケニ → サカイニ → サカイ
ケに漢字を当てるなら故がふさわしいか、為(シ)と同じく古く中古からの語である。 母音融合でないものを母音融合っぽい故にこらアカン、さけぇにやのうて「さかいに」や!と、誰が西暦何年生頃に思いついたん?
関西弁としては「けに」がアップデートされた最新で最終の型ということだよな
言葉は中央で生まれ、そして早く廃れるというまさにその瞬間やね。
「けに」のサポート終了で「から」に移行になったので今後は「さかいに」がアップデートされて出てくることはないだろう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています