―どんな形で契約をまとめたのか。

当社のM&Aは一方的な吸収合併ではなく、各社が築いてきたブランドや組織を大事にする。
経営陣にも基本的に残ってもらう。林は大手同業とのつながりもあり、
選択肢は複数あったはずだが、最終的に当社を選んでもらえた。
新体制では林会長が相談役、私が会長になり、常勤の副社長として武ダの幹部社員が着任した。
変えたのはそれだけで、田中敏文社長は続投。看板も従業員もそのままだ。