自社の経営方針や業務内容を見直す機会としても活用できる。
SDGsの目標には社会インフラの整備など建設業に密接に関わる項目のほか、
労働環境の改善など現在進行形で進められている取り組みもある。
普段から実践している取り組みをSDGsという世界的な物差しで測り直すこと
で自社の価値を再発見することができるためだ。

建設業で急務となっている担い手の確保についてもSDGsは大きな影響を与える。
それは、1980年ごろから2000年にかけて生まれたミレニアル世代以降の
「SDGsネイティブ」がこれからの組織の中心を担うからだ。
この世代はSDGsの目標に掲げられているような環境、社会の課題を自分事として
捉えることを特徴としている。