対象として想定している機種は、ゴーグル型の受信機を付けて扱う
「FPV(一人称視点)機」と「産業用ドローン」。今後の主力機種と見込まれ、
高画質で長距離の映像伝送が可能だが、現在はFPVは電波の受信に「アマチュア無線技士」
の資格が必要で、産業用は「陸上特殊無線技士」の資格が求められる。

 新指針は、操縦者が子どもなど初心者でも、知識を持つ有資格者が付き添えば操縦可能とする。
法改正は必要ないといい、同省は「技術に慣れ親しんでもらい、将来的に資格を取る人が
増えてほしい」(移動通信課)と狙いを語る。