北海道猟友会当別支部長としての顔も持つ。ハンターとしての知識や技能が高く、
自治体から依頼を受けて鳥獣を狩猟するだけでなく、土木や電気工事などで
山林に入る技術者を護衛することも度々ある。建設業ともなじみが深い。

最近は野生動物が人里に下りてくる事案が各地で目立ち、安全面から銃を使うことなく
生きたまま捕らえるケースが増加。
そんな中、16年から林野庁の補助事業などを活用し、「囲いわな」と呼ばれる仕掛けを設け、
餌でエゾシカを誘い込みながら入り口の扉を閉める生け捕りを研究する。
昨冬は砕石業を手掛けるハラダ産業(本社・札幌)の札幌事業所で、囲いわなによる
捕獲事業を実施し、2年目の今冬も計画している。