店舗運営を効率化、再編は今は想定せず 道銀頭取に聞く
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金融とIT(情報技術)が融合したフィンテックの普及や異業種の参入で、地方銀行の経営環境は過渡期にある。
ほくほくフィナンシャルグループ副社長でもある笹原晶博・北海道銀行頭取に、
今後3年の収益計画や店舗戦略について聞いた。

――1日に発表した中期経営計画で、2022年3月期に連結純利益で220億円以上
(19年3月期推定は210億円)を維持するとしました。

「低金利で貸出金の利息が減っていく分、手数料収入で打ち返して本業の収益にプラスする。
店舗運営の効率化や事業の見直しで人材を捻出し、事業性評価や証券との連携に関わる部門にあてる。
企業の課題解決の提案を丹念にやっていく」