「創成東」人口、10年で倍 札幌市の再開発重点地区 高層マンション次々
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札幌市を流れる創成川の東側に位置する創成東地区の人口が、ここ10年間で2倍以上に増加している。
市中心部に近く、交通の便も良いため、近年は高層マンションが相次いで建設されている。
工事中の物件も多く、今後も人口は膨らむことが予想される。

 創成東地区は、中央区と東区にまたがる。札幌市が2016年に策定した第2次都心まちづくり計画で定めたエリア
は、再開発の重点地区に位置づけられている。

 札幌市の集計によると、03年末に7181人だった人口は、15年末に1万6714人に増えた。
かつては、サッポロビール札幌工場をはじめ町工場や倉庫などが立ち並ぶ「ものづくり」のまちだった。

 しかし、後継者がいないまま経営者らが高齢化。
開発業者らに土地を売却し現在、高層マンションが少なくとも7棟建設されている。
100戸前後と戸数が多いマンションも目立ち、マンションの入居者だけで町内会をつくるケースも目立っている。