ついでに、本物の学生・修習生がこのスレを見ている可能性も考えて、なぜ修習生が
要件事実マニュアルを買う必要がないと考えられるのか、端的に書いておきます

それは、要件事実マニュアルは、重要な判例・裁判例や定評ある文献そのものでは(もちろん)なく、
それらを非常にコンパクトに整理・要約・紹介したものに過ぎないからです
要件事実マニュアル自体の前書きにも、「時間のない実務家が必要な情報にアクセスするためのツール」
だという趣旨のことが書いてあるはずです
要件事実マニュアルの内容そのものに信頼性があるわけではなく、そこで紹介されている情報に
アクセスすることに意味があるのであって、むしろ場合によっては整理・要約・紹介の正確性を
確認する必要があることも考えられるわけです(もちろん他の文献もそういう面がありますが)
忙しい実務家がそういうものを使うのは別に責められないし、有用な面も間違いなくあるとは思いますが、
これから勉強する立場にある修習生等が第一に読むべき本などでは全くありません
これから勉強する人は、まずは基本的な判例・定評ある文献にきちんと当たるべきです