>>161
>>法を守るべき法相の職責の放棄
>いやいや死刑は刑法にしっかり書かれているし
>むしろ執行命令書が回ってきてもサインしない方が職責の放棄だろ

庄司の文章であるとして法相の職責放棄といわれても仕方ないだろう。
刑法で死刑について絞首刑などは定めているが、法相の職責に関しては触れられてない。
裁判所で刑の言い渡しはあるが、刑の執行に関しては裁判所内で完結する民事執行など
とは異なり、行政の領域であり、刑の執行停止や恩赦などが認められており、別に
判決通りに必ずしも執行しなければならないというものではない。

刑事訴訟法で定められている6カ月以内というのは訓示規定とされており、あくまで
死刑の執行は法務大臣の裁量であるから、死刑の執行命令をしないからといって、
職責放棄ということはない。
実際、死刑の執行をしないから罷免なんて例はないんじゃないか。
まあ、職務上、判断する状況以前から死刑の執行をしないと決めているというのは
職業選択としては間違っているだろうが。

庄司の主張は第一次再審請求に関するものなので、誤判の救済制度である再審請求
を一度も許さないというのは刑事訴訟法の趣旨に反するので、憲法上、国務大臣は
憲法を尊重、擁護する義務もあり、職責放棄といわれても仕方がないだろう。

土谷の精神状態に関しては今までの情報からすると、心神喪失とするようなものは
なく、元々が自傷行為など不安定であり、拘禁症状などから心神耗弱はあるかも
しれないが、心神喪失というほどのものはなかったと思われる。
心神喪失というなら統合失調症や認知症などでないと難しいんじゃないかな。

庄司も時期的には再審請求も3回以降の可能性があり、事件もコスモリサーチ並みに
どうしようもないから、>>160のいうように近いかもしれないね。