オウムで執行された連中の話の報道を聞いていると、程度の差は
あれ、信仰というか必ずしもオウムや麻原というより信教というか
宗教への依存体質は抜けていなかったみたいだな。

脳科学的な話はしらないけど、ああいうのも依存症のようなもので
脳内にそういう回路でもつくられるのかな。
薬物とか抜きに信仰で過剰に分泌されるのをしったら抜けられない
のか、単に精神的な弱さから信仰が手放せないのか。

宗教にのめり込む奴は元々欠陥があるようなものだけど、
凶悪犯罪が加わると死刑もやむをえないというか。

知能が高い人間の中にも少数存在する宗教への依存体質者を
うまく引き寄せた麻原は尼崎事件の角田などと同様にそういう
才能をもっていたのだろうけどね。
現代においては昔の信仰の代わりに各自で自らの依るべき思想
信条などを形成しなくてはならないだとは思うが、まあ、
そのあたりを横着して他人に頭を預けてしまうと極端にいえば
こういうことになるというか。

なぜ学問に救いをみいださなかったのかとも思うが、研究は
甘い世界でもないし、一部の連中はそこで挫折した結果の
ようにもみえるし、なかなか難しいね。