株、「大人の中国」好感で250円高 外国人買いが個人売り吸収も
2018/04/10 12:26 日経速報ニュース
 10日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日比234円(1.1%)高の2万1913円と続伸し、節目の2万2000円の回復を視野に捉えた。
朝方は米政治情勢の混迷や円高進行で一時、100円を超して下落するなど低調な相場が続いていた。ムードを一気に変えたのは、海外メ
ディアを通じて流れた中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の演説だ。米中貿易摩擦の緩和を期待した買いがトヨタやファナック、三菱商
など幅広い主力株に入り、日経平均の上げ幅は一時250円を上回った。