語れや 無意味職に徹してきた無意味な累積の挙句の無意味な空語を
空疎な膨大な時間を声高に虚飾せよ 誰にも届かぬ言霊として
決してアルコールなしには他言できぬ敗北し霧消した消尽の人生に対する贖罪を落涙こらえて語れ もっともらしい言葉を脆弱な自尊心をもって音もなく密やかに語るのだ

若いころから執心し そうでない者を根拠なき侮蔑で傷つけてきた笑止傲慢で 
知性の欠如は吐露すまい たかが名刺の教条で根拠なき幻想を生きてきた 
その虚構を再利用して 誰も心を留めぬ死語を語れ 無言にて