マルハニチロは31日、サバやイワシなどの家庭用缶詰・瓶詰商品の参考小売価格を、3月1日納品分から引き上げると発表した。原材料価格の高騰や包装資材、物流費の上昇が要因。ギフト向けのカニの缶詰2品は、原産地の米国で禁漁となっている影響もあり、2倍以上に引き上げる。

サバやイワシ、マグロ、カツオ、ツナといった缶詰・瓶詰41品を、約3〜15%値上げする。フィッシュソーセージやちくわなどの練り物は、13品の出荷価格を約5〜11%引き上げるほか、24品目で規格を変更する。
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