世界的な半導体不足の解消が2022年以降に遠のく公算が大きくなっている。自動車や家電など広範な産業に影響が広がり、米アップルも27日、スマートフォン「iPhone」の生産に支障が出る見通しを明らかにした。ただ足元の半導体の発注量が実需以上に膨らんでいる可能性もある。

21年初め、半導体工場が多い米テキサス州を寒波が襲い、ルネサスエレクトロニクスの那珂工場(茨城県ひたちなか市)で火災が起きるなど供給ショックが相次いだ。これ...
2021年7月28日 21:15 (2021年7月29日 7:33更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC284M30Y1A720C2000000/