立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
もう実質ダウ連動市場と言っても差し支えなさそうなここ最近の日本市場。今日もアメリカ市場の好調さを引き継いで高値発進となりましたが、アストラゼネカワクチンに関して「承認はする、しかし接種は見送る」という報で一気に冷え込み、週末の手仕舞いムードが早々と訪れる展開。消費者物価指数が落ち込んでいますが要因は携帯料金が新プラン普及で抑えられていることと分析されていますので、影響は限定的です。
アメリカでフィラデルフィア指数が好調なこと、及び新規失業保険申請件数が続いて減少していることで、ハイテク関連銘柄に勢いが出ています。
後場は少し上がって28270円付近で再開しています。

[東京 21日 ロイター] - 21日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比124円69銭高の2万8822円94銭となり、続伸した。前日の米国株式市場が上昇したことを好感し、グロース株中心に底堅い地合いを維持している。ただ、週末とあって手仕舞い売りもみられ、後場にかけて模様眺めムードが強くなるとの見方も出ていた。

20日の米国株式市場は4日ぶりに反発。ハイテク株が買われ、上昇を主導した。朝方発表された週間の米新規失業保険申請件数の改善が市場心理を押し上げた。時間外取引の米株先物も底堅く推移していることから、日本株は朝方から買い優勢となっている。

日経平均は一時300円を超す上昇となったものの、前場中盤からは伸び悩む動きに変わった。週末とあってポジション調整の売りが出やすいほか、時価水準より戻り売り圧力が強くなるとの警戒感も生じる。朝方に買われた半導体関連株を中心に、値を消す銘柄が増えてきた。

市場では「グロース株物色が中心の動きになってきたが、日経平均で2万8500円に近づくにつれ上値の重さが意識されるようになる」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞かれる。

TOPIXは0.24%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1731億1200万円と商いが細っている。東証33業種では、その他製品、精密機器、サービス業などが上昇し、鉱業、ゴム製品、鉄鋼などが値下がりした。

個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株が堅調となったほか、キーエンス、任天堂などの値がさ株もしっかり。指数寄与度が大きいファーストリテイリングも高いが、日本製鉄はさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1180銘柄、値下がりが894銘柄、変わらずが108銘柄だった。

2021年5月21日11:51 午前
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPKCN2D207R