アジアに世界貿易額の3割を占める経済圏が誕生する。日本など15カ国は15日、東アジアの地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に署名。世界最大級の自由貿易協定(FTA)として早期発効をめざす。自由化に消極的だった中国が初の大型FTAに参加する一方、米国や欧州は国内の混乱で足踏みする。アジア主導で世界の通商戦略が変わる可能性がある。

首脳会合には日本から菅義偉首相が出席し、梶山弘志経済産業相が同席し…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66250890V11C20A1MM8000/