日銀が金融機関に有利な条件で資金を供給する特別オペ(公開市場操作)による貸付残高が10月下旬で47兆7580億円となった。新型コロナウイルス禍で資金繰りに苦しむ企業などを支える目的で実施しているもので、2カ月前から倍増した。ただ10月22日に実施した貸付額は2兆7560億円で、約10兆円だった前回9月のオペからは大きく減っている。

新型コロナに対応する特別オペは3月から実施している。金融機関の資…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65728670R01C20A1NN1000/