野村ホールディングス[8604]が28日発表した2020年4〜9月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前年同期と比べ8%増の2101億円となった。法人向けのホールセール部門が好調だったほか、営業部門では店舗統合などの効果も現れた。

収益合計(金融費用控除後)は16%増の8297億円だった。税引き前利益は31%増の2654億円となり、米国会計基準の適用を始めた02年3月期以降、4〜9月期としては過去最高となった。

21年3月期通期の連結業績見通しは、経済情勢や相場環境などに起因する不確実性が存在するとして開示していない。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2020/10/28 15:26
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL28HPZ_Y0A021C2000000/