Appleの新しい「iPhone 12」シリーズの予約注文が先週始まったが、予約開始直後の状況からは、好調な売れ行きがうかがえる。著名なAppleアナリストであるMing-Chi Kuo氏は新しいレポートの中で、5G対応iPhone 12の予約注文数が、2019年の「iPhone 11」の2倍を上回っていると予測している。

 このレポートについて報じた9to5Macによると、Kuo氏は、予約注文数が「最初の24時間で170万〜200万台の間に達した」と予測。なお、2019年のiPhone 11の予約注文数は50万〜80万台だったと推定されている。Kuo氏の見積もりでは、iPhone 12の予約注文数はiPhone 11よりも増加しているものの、予約受付開始後の24時間で400万台売れた「iPhone 6」には遠く及ばないという。

 2014年のiPhone 6発売時には、iPhone 6と「iPhone 6 Plus」が同時に発売されていた。それに対し、2020年は、iPhone 12と「iPhone 12 Pro」の予約受付が10月16日に始まり、両機種とも今週後半に発売になる。それに対して、より小型で手ごろな価格の「iPhone 12 Mini」、そしてより大きく、高額な「iPhone 12 Pro Max」は11月に予約注文の受付開始予定となっている。2020年10月20日 07時54分
https://japan.cnet.com/article/35161164/