NTTドコモの完全子会社化を決めたNTTの澤田純社長は「グループの企業が連携する相乗効果によって値下げの余力が出る」と述べ、携帯電話料金の値下げをグループとして前向きに検討していく考えを示しました。

NTTの澤田社長は14日、NHKのインタビューで、携帯電話料金について「安くてよいサービスを客から求められている。グループの企業が連携する相乗効果によって値下げの余力が出る。事実、そうなっていくだろう」と述べ、ドコモを完全子会社化することが値下げにもつながると答えました。

また競合するソフトバンクが、大容量で月額5000円を下回る新たな料金プランの導入を検討していることが明らかになったことに対し、「そういう数値が出てくるのは海外の料金が大体、20ギガバイトで5000円という辺りに来ているからだ。ただ、一つの目標ではあると思う」と述べ、具体的な値下げ幅はドコモが今後のコスト削減などを踏まえ検討していくと答えました。

一方、GAFAに代表される巨大IT企業が通信分野にも攻め込んでいる現状について、「NTTが使われるだけでなく、市場から退出しないといけないような構造にもなり得る。新技術で対抗し、ゲームチェンジしていきたい」と述べ、NTTが中心となり進めている、光の技術を核とした次世代の通信ネットワーク「IOWN(あいおん)」の実現に強い意欲を示しました。
2020年10月15日 4時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201015/k10012663721000.html