立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
全体的に様子見の調整ムード。先行きにもう少し材料が欲しいところ。一部では更なる補正予算と追加の10万円給付もあるのではないかと言われていることもあり、勝負をかけるならそこでと狙っている投資家も多そう。
個別銘柄では安川電機が目立って下落。売り上げ9%下落というのが売り材料になっているようです。
後場は少し下げて23500円付近で再開しています。

[東京 12日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比75円74銭安の2万3543円95銭となり、続落した。前週末の米国株式市場が上昇したにもかかわらず、全体的に見送りムードが支配し、閑散商状。前場の東証1部売買代金は8000億円台にとどまった。

前週末の米国株式市場は続伸。追加の新型コロナウイルス経済対策への期待が追い風となった。ナスダック総合 とS&P総合500 は週間での上昇率が7月以来、ダウ工業株30種 も8月以来の大きさを記録した。

米国株高は追い風になったものの、日本株は朝方からさえない動き。前週末に加えて外為市場でドル/円が若干ながら円高に振れたことを受け、輸出関連株が売り優勢で始まったほか、新興株式市場でこれまでリード役となっていた銘柄が崩れるなど、全体的に見送りムードに包まれている。

市場では「前週まで期待先行で買っていたが、騰落レシオが130台となるなど過熱感が生じ、高値警戒から買い手控えられているようだ。時価水準が戻り売りが厚いことも気にされている」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.33%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8183億3000万円。東証33業種では、倉庫・運輸関連業、その他金融業、海運業などが値下がりし、上昇したのは空運業、農林・水産業など9業種にとどまった。

個別では、ソニー など主力の輸出関連株が軟調に推移。8月の機械受注統計が良好な結果だったにもかかわらずファナック などの設備投資関連株がさえない。
新興株式市場では、このところ先導役だったBASE が大幅安となった。
半面、ソフトバンクグループ が商いを伴い年初来高値を更新したほか、東京エレクトロン<8035.T>など半導体関連株に上昇した銘柄が目立った。

東証1部の騰落数は、値上がりが652銘柄、値下がりが1408銘柄、変わらずが118銘柄だった。

2020年10月12日11:50 午前
Reuters
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2H30RI