シャープは、Androidスマートフォン「AQUOS zero5G basic」を発表した。秋以降に発売されるが、取り扱うキャリアや販路は明らかにされていない。メモリーとストレージの組み合わせが異なる2種類がラインアップされる。

 AQUOS zero5G basicは、zeroシリーズ初の5G対応モデル。10億色の表現が可能な、約6.4インチの有機ELディスプレイを採用し、120Hz駆動で描画し、さらにフレーム間の黒画面の挿入で240Hzの表示更新をサポート。タッチ検出も毎秒240回で、なめらかな表示と操作を実現する。

 周波数としてはSub6帯に対応しており、最大で2.1Gbpsの通信ができる。本体内部には3枚のグラファイトシートを搭載。緻密な動作制御により排熱を抑制。高いパフォーマンスを維持する特別な制御がなされているという。

 本体の上下に搭載されたDOLBY ATMOS対応のステレオスピーカーで臨場感あるサウンドを実現している。

 カメラは3眼構成になり、AQUOSとして初めてナイトモードにも対応する。「新ハイブリッドAF」対応のセンサーとなる。

主なスペック
 出荷時に搭載するOSは、Android 10。最大で2回のOSアップデートが保証されている。ディスプレイは6.4インチ有機ELディスプレイ(2340×1080)。チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 765 5G」。メモリーとストレージは8GB+128GBまたは6GB+64GBの2モデルが用意される。

 アウトカメラは48MPの広角レンズ、13MPの超広角レンズと8MPの望遠レンズを備える。

 本体の大きさは75×161×9.0mmで重さは182g。バッテリーのサイズは4050mAh。生体認証は画面内指紋センサーと顔認証を備えている。この他、microSDと3.5mmのイヤホン・ヘッドホンに対応する。
2020年9月11日 10:00
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