05/23 23:24

中国のインターネット通販サイトで仕入れたマスクを大阪市内で転売した疑いで、大阪府警が30代の夫婦を書類送検していたことがわかりました。

国民生活安定緊急措置法違反の疑いで今月20日に書類送検された30代の夫婦は3月16日、大阪市淀川区のJR塚本駅近くで50枚入りのマスク1箱を3500円で転売した疑いが持たれています。
この夫婦は、中国のインターネット通販サイトでマスクを仕入れ、当初は利益が出るように販売価格を設定していました。ところが、転売した後に仕入れの決済があり、為替レートの変動で仕入れ価格が販売価格よりも高くなってしまい、損失が出たということです。
3月15日に施行された国民生活安定緊急措置法は、「仕入れ価格よりも高値での転売」を規制しているため、警察は今回の事案については、起訴を求めない意見を付けて書類送検したとみられます。

https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_6433.html