ファーストリテイリングが展開する「ユニクロ(UNIQLO)」が、渋谷や新宿など都心の大型店を含む一部の店舗の営業を再開した。5月8日時点で全51店舗が営業している。

ユニクロは5月7日から渋谷道玄坂店やビックロ新宿東口店、池袋サンシャイン60通り店、心斎橋店、梅田のOSAKA店など49店舗、8日の今日からは新たに2店舗の営業を再開。11日には銀座店の営業を再開する予定だという。いずれの店舗も閉店時間を繰り上げ、時間短縮で営業している。

 各店舗では入店時に検温を実施し、体温37.5度以上の場合は入店不可としているほか、2時間おきにレジ回りをはじめとする店内の消毒を徹底。必要な感染防止対策をとった上で、生活必需品である衣料品を提供する役割を果たしていくという。なお、緊急事態宣言の延長を受けて、ショッピングモールに出店している店舗など全260店舗は引き続き臨時休業を継続している。

 ユニクロは4月末の段階で、売上規模の大きい都市部の店舗を中心に最大で299店舗の短縮営業と311店舗を臨時休業。同月の既存店の客数は前年同月比で60.6%減少した。
https://www.fashionsnap.com/article/2020-05-08/uniqlo-reopen/