山形県鶴岡市に本店を置く荘内銀行が、20日から一部店舗で1時間の「昼休憩」を導入した。働き方改革の一環で、県内の地方銀行3行すべてで導入されたことになる。

昼休憩が導入されたのは、酒田市平田総合支所に入る荘内銀行東部酒田支店。これまでは行員が交代で休憩を取っていたが、ゆっくり休める時間を設けることでモチベーションを高める狙い。

昼休憩は、山形銀行で2019年10月以降に3店舗で、きらやか銀行で2019年7月以降に22店舗で導入している。

荘内銀行東部酒田支店の休憩時間は午前11時半から午後0時半まで。時間が来ると行員が入り口を閉鎖したが、事情を知らずに来店した人もいた。

(利用客)
「今回はATMで下せる額ではない額を下しに来たので少し面食らった。でもこれはこれで慣れていければ大丈夫だと思う」

荘内銀行では今後、顧客に周知していく他、別の店舗での導入も検討する方針。

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