厚生労働省が検討してきた私的年金制度の改革案が23日、わかった。確定拠出年金の受給開始年齢は個人型(イデコ)、企業型ともに60〜70歳の間で選べるが、これを60〜75歳に広げる。イデコはすべての会社員が入れるようにするほか、加入できる年齢も延ばす。税制優遇を受けてより長く運用できるようにして、老後の資産形成を後押しする。

25日に開く社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の企業年金・個人年金部会に見…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53698920T21C19A2MM8000/