ニューヨーク(CNN Business) 米アップルが来年発売するスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の上位機種でライトニングケーブルとライトニングケーブルによる充電ポートを廃止する可能性があることがわかった。TFインターナショナル・セキュリティーズの著名アナリスト、ミンチ・クオ氏がリポートで指摘した。

クオ氏は、アップルが高級機の差別化に向けて完全なワイヤレスを選択するとの見方を示した。

iPhone8以降はすでに無線充電に対応している。

クオ氏はまた2020年にアップルが5つの新機種を発売するとの見通しを示した。ディスプレーが4.7インチの機種が2020年前半に発売されるほか、次世代の高速移動通信方式「5G」に対応した4機種が2020年後半に発売される。年後半に発売される4機種は、下位機種が5.4インチと6.1インチ、上位機種が6.1インチと6.7インチとなる見通し。

こうした見通しは部品供給網に基づいているものの、あくまで予測に過ぎない。

実際にライトニングケーブルが廃止されば、変化の少ないiPhoneのデザインの中では大きな変更となりそうだ。
https://www.cnn.co.jp/tech/35146581.html