【ゲーム株概況(11/13)】日本一ソフトが一時1500円台を回復 国内証券の高評価相次ぐスクエニHDが買われる 前期2ケタ減収のBOIが大幅続落
2019年11月13日 17時22分更新

11月13日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比200.14円安の2万3319.87円で取引を終えた。米中貿易協議の進展期待が後退したことで、朝方から売り物が先行する展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、日本一ソフトウェア<3851>が一時1500円台まで買われるなど4日ぶりに大幅反発した。フォワードワークスとの共同開発タイトル『魔界戦記ディスガイアRPG』のサービス開始が11月下旬の予定と明らかにされたことが市場から好感されたようだ。

また、前日にエース証券が格上げし、この日は三菱UFJ証券が目標株価を4600円から5200円に引き上げたスクウェア・エニックス<9684>が買われ、コナミHD<9766>やLINE<3938>などもしっかり。

周辺株では、第2四半期期間(7〜9月)の減益幅が縮小したとの見方からタカラトミー<7867>が大幅続伸した。

半面、本日大引け後に決算発表を予定していたイグニス<3689>やNJHD<9421>が決算内容への警戒感から売られ、前日11月12日に発表した2019年9月期決算が『ミトラスフィア』の苦戦などにより2ケタ超の減収となったバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>も大幅続落した。

ほか、ガンホー<3765>やサイバーエージェント<4751>、コロプラ<3668>など主力株もさえない動きが目立った。


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