2019年11月11日 14時01分更新

バンダイナムコホールディングス<7832>の第2四半期(7〜9月)におけるスマートフォン向けゲームアプリの売上高が前年同期比1.2%減の497億円だったことがわかった。モバイルブラウザなどのソーシャルゲームが同26.3%減の14億円、PCオンラインゲームが同22.2%減の21億円となった。四半期別のネットワークコンテンツの売上高の推移は、おおむね500億円前後で推移している。

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同社では、ネットワークコンテンツは、競争が激化する厳しい環境が続いているものの、今後も長く楽しめるクオリティの高いタイトル開発を推進することで、売上高の安定維持を目指す、としている。

また、海外展開も強化する。展開中の主力タイトルはエリアの拡大余地があり、欧米市場におけるシェア拡大を目指し、スペインにモバイルコンテンツの開発・運営・マーケティング会社を設立。さらに中国に向けて中国内で制作・配信をスタートしているコンテンツもあるという。各エリアの特徴を踏まえた取り組みを加速し、ビジネスのさらなる強化・拡大につなげたい、とした。

2020年にサービスが開始される次世代ネットワーク・5Gの登場により、遊びそのものや遊び方がますます多様化することが予測されるとし、ユーザーの多様なスタイルに合わせたコンテンツの提供が行えるよう、新技術の研究に積極的に取り組む方針。


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