11月から高速通信規格5Gのスマートフォン向けサービスを始めた中国が、早くも次の規格である「6G」の研究開発を国策で始めると宣言した。科学技術省が中心となって6Gの研究開発を進める体制をつくり、技術標準などで世界をリードする狙いとみられ、米トランプ政権を刺激しそうだ。

 フィンランドのオウル大学が出した報告書によると、6Gは2030年ごろ登場すると想定されている。その通信速度は100ギガ〜1テラbpsで、5Gの10〜100倍も速くなるとみられている。

 中国の科学技術省は3日、国家…
2019年11月7日16時44分
https://www.asahi.com/articles/ASMC74WK9MC7UHBI011.html