編集部
・TSUTAYA・D-AI
2019.11.04

 さまざまな異性と交流できることで、人気に火がついた「マッチングサービス」。レンタルショップ・TSUTAYAのTカードを使ったマッチングサービスが、今年10月に開始された。ネット上からは「めっちゃ面白い試みやん」といった声が上がっている。

 サービスを開始したのは、TSUTAYAの母体であるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)。AIを利用したマッチングサービス「D-AI」(デアイ)を使い、相性のいい相手とマッチングさせてくれるのだという。Tカードの利用データからライフスタイルを6つの傾向データに分類。相性のいい相手を算出し、相性度を1.00〜5.00で表示するというものだ。

 今までのマッチングサービスは顔の好みで判断できたが、同サービスは“顔”や“年収”がわからない仕様。そのため顔面偏差値で吟味される心配はなく、年収で相手の価値を測ることもできない。顔や年収が知りたければプレミアムコースに加入する必要があり、利用料金は月額で男性1,500円・女性900円(税抜き)だ。

 新しい形のマッチングサービスに、ネット上からは「面白い。購買データを使った試みとしてはいい取り組みだと思う」「好きなアニメが被ればマッチングできるやん」「これは素敵! パートナーは好きなコンテンツが一緒であることが一番大事だよね」「エロいのばっかり借りてる俺には結局縁がないってことか」といった声が相次いでいる。一方で「会員のデータを利用しているとこは大丈夫なのかな」といった意見も。個人情報を扱っているという点で、情報流出を恐れる人も少なくない模様。

 かなりのユーザーを抱えるTカードだが、マッチングサービスの利用者がどれほど増えるのか注目したい。

https://otapol.com/2019/11/post-83858.html