国内の金価格が約40年ぶりの高値をつけるなか、個人投資家の姿勢に変化が現れている。これまで相場が上がると、利益確定を狙って売りを出す「逆張り」投資の傾向が強かった。今回は過去の上昇局面に比べ、売却は限られる。消費増税を控えた「サヤ抜き」の思惑や老後の生活資金への不安感が、異例の売り渋りにつながっている。

金の地金商が並ぶ東京・銀座で13日、千葉市から来て金を買ったという60代の夫婦に会った。購入…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49759590S9A910C1000000/