本日の詳細

<10:42> 日経平均は2万1000円台を回復、米中の通商協議開催合意を好感

日経平均は上げ幅を拡大し、8月2日以来、約1カ月ぶりに2万1000円台を回復
している。中国と米国が10月初めにワシントンで通商協議を開催することで合意したと
中国商務省が明らかにし、材料視されている。

 
<10:05> 日経平均は300円高、 複数の政治的懸念後退しリスク回避が修正

日経平均は上げ幅を300円超に拡大し、2万0900円台半ばを推移している。東
証業種別株価指数も全業種上昇となっている。

市場では「香港、英国、イタリアそれぞれの政治的な懸念材料がいったん後退したた
め、これまでのリスクオフの動きが修正されているもよう。2万1000円を試す動きは
続きそうだが、戻り売りも出そうだ」(国内証券)という。ただ「米中貿易摩擦は引き続
き懸念材料で、前進は難しいというのがマーケットの見方。基本的には上値はまだまだ重
い」(同)とみられている。


<09:05> 寄り付きの日経平均は続伸、抵抗線突破し2万0800円台を回復
  
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比151円15銭高の2万0800
円29銭となり続伸。上値の抵抗線として意識されていた8月9日のザラ場高値2万07
82円06銭を超えて始まり、8月5日以来1か月ぶりに2万0800円台を回復した。
市場では底値もみあいのレンジからの離脱が期待されている。香港での情勢改善、欧州連
合(EU)からの「合意なき」離脱回避に関するニュースなど好材料が続いたことが好感
された。前日の米国株高も追い風になっている。


<08:40> 寄り前の板状況、主力輸出関連株などが買い優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、
キヤノン 、パナソニック をはじめ主力の輸出関連株や、指数寄与度の大
きいファーストリテイリング 、ファナック などが買い優勢。西川広人社
長の不正報酬問題が浮上した日産自動車 も買い優勢となっている。