立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
令和最大の下げ幅を記録した前週末。まぁさすがにね、ここから下がると言っても限定的だろうし、どうせ反発するんでしょ?そう思っておりました。
開けてみれば更にもう一段底が抜けました。為替で大変動、特に人民元安と円高が同時に襲いかかってきて、こんなんどうしようもない。
……何気にウォンも1ドル1213.80ウォン水準です。

[東京 5日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は安値引け。前営業日比496円29銭安の2万0590円87銭となり、大幅続落した。前週末の米国株主要3指数が下落したことや為替の円高が嫌気され、朝方から幅広い銘柄で売りが先行。取引時間中に一段と円高が進行しドル/円が一時105円台に下落すると、為替に連動する先物売りが強まり、現物指数を大きく押し下げた。

東証1部の騰落数では、値下がりが1988銘柄と全体の92%を占め、全面安商状となった。値上がりが132銘柄、変わらずが28銘柄だった。業種別でも東証全33業種が値下がり。中でも化学工業、電気機器、ガラス・土石製品、鉄鋼、機械などの値下がり率が大きかった。

中国人民銀行が設定した対ドル基準値が1ドル=6.9225元と市場予想より元安だったことで、当局が元安を容認したとの見方が出た。人民元は一段安となり、オフショア、オンショアともに1ドル=7元台へ下落。ドル/円は一時105.80円まで下落し、約7カ月ぶりの円高水準となった。

為替が1ドル105円台に突入したことをにらんで日経平均も下げたが、テクニカル的にいったんの下値めどは2万0400円半ばにあるとの声が出ていた。「今年は25日移動平均線からの下方かい離5%の水準で底値となっている。その水準が今は2万0458円近辺にある。6月4日の取引時間中の高値2万0464円57銭も意識される」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、中村克彦氏)との指摘があった。

個別銘柄では、 アシックス(7936.T)が全体の流れに逆行して上昇し一時ストップ高となった。前週末に発表された2019年12月期1─6月中間決算が当初計画を上回ったことが好感された。

TOPIXは2.40%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1553億円だった。

2019年8月5日 / 12:00
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-mid-5-idJPKCN1UV06S