麻生太郎財務相は23日の閣議後記者会見で、参院選の結果を踏まえた10月の消費増税について「安定した政治基盤をいただいたという意味で、信任をもらったと考えている」と述べた。

また麻生氏は、かんぽ生命保険(7181)による不適切販売の問題を発端として、親会社の日本郵政(6178)の株価が下落基調にあり、今秋とみられていた政府保有の日本郵政株の売り出しに不透明感が出ているとの見方については「株価に関してコメントすることはない」と前置きした上で「売却時期などについては、株式市場の動向や経営の状況などを注視しながら検討していくことになる」と話した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/7/23 11:52
日本経済新聞
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