日本経済新聞社と日本経済研究センターは経済の実態に見合う外国為替相場である「日経均衡為替レート」を算出した。円相場の理論値は2019年1〜3月時点で1ドル=107円台前半となった。実際の相場は15年から「割安」な状態が続いたが、25日は一時106円台後半と均衡水準の近辺に上昇した。米国が利下げ局面に入ると105円台が妥当になり、一段の円高リスクもくすぶる。(関連記事総合2面に)

国内外の経済実態…

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2019/6/26付
日本経済新聞 朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46501160U9A620C1SHA000/