家電量販店大手のビックカメラは2020年度末をめどに、需給状況や競合価格などによって価格を柔軟に変える「ダイナミックプライシング」を全店舗で導入する。米アマゾン・ドット・コムなどネット勢に対抗するのが目的だ。価格をデジタル表示する電子棚札を全商品に設置し、店頭価格を本部から一括して変更できるようにする。サービス業で先行したダイナミックプライシングが、大手小売りにも広がってきた。

■本部で価格を一括

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44938930X10C19A5TJ3000/